産業機械とは?
産業機械とは工場や現場などで使われている機械全般のことを言います。自走するものや固定されているものなど多種多様な産業機械があります。
産業機械と工作機械の違いについて
産業機械とは機械全般を指すもので工場などにあるロボットも産業機械です。自動化された工程を担うことができます。
産業機械の種類の一つに工作機械というものがあります。工作機械は「マザーマシン」や「機械を作る機械」と言われています。工作機械がすべての機械や部品を作っているからです。
大きく言うと産業機械は商品などを作る機械で、工作機械は産業機械などを作るための機械ということになります。
産業機械と工作機械
産業機械は、工場や事業所において使われている機械全般のことを指しています。具体的には建設機械、農業機械、工作機械、木工機械なども含まれます。
JISでは工作機械を「主として金属の工作物を、切削、研削などによって、又は電気、その他のエネルギーを利用して不要な部分を取り除き、所要の形状に作り上げる機械。
ただし、使用中機械を手で保持したり、マグネットスタンド等によって固定するものを除く、競技であることを特に強調するときには、金属切削工作機械と表現することもある。」としています。
産業機械の種類とは
産業機械にはたくさんの種類があり、 以下で一部を紹介します!
工作機械
身近な製品の形もしくは中の金属部品を加工する機械です。金型製作などの金属加工や1枚の金属板を使い抜き打ちをするような加工が工作機械で行われます。
ボイラ・原動機
燃料を燃やして発生させた火気や高温ガスを熱源として水を加熱して蒸気や温水を作る装置です。ボイラにも多くの種類があり、発電用ボイラや蒸気を発生させるボイラなどがあります。
運搬機械
運搬機械は物等を移動させる機械であり、主にクレーン、物流機器(システム構成機器)、巻上機、昇降機等に区別されます。
プラスチック機械
プラスチック機械を作るための産業機械で、射出成型機、ブロー成型機、圧縮成型機、真空成型機、ラミネータなどがあります。
製造機械
工場内で製品を製造するために活用されるあらゆる機械のことを言います。
検査・分析機械
工場で製造した製品などは欠陥が生じていることがあります。その欠陥品を見つけるための機械が検査機械です。新商品を開発するために製品を分析して評価する機械が分析機械です。
産業機械を導入する時の注意点
検査用などの産業機械は導入する際に多大な時間やお金がかかる場合が多いので失敗しないように以下のことに注意して導入しましょう。
検査工程と機械のマッチ度・精度が高いかどうか
工場での検査工程は不良品を流出させないためにとても重要な工程です。そのため人間がする際は熟練者でなければ担当できません。
そのため検査機械を導入して人手不足を補い、検査の効率を上げることができることが多いのですが、多品種の検査は製品の種類ごとにプログラムを設定する必要があるためコストが急に高くなってしまいます。
表面の材質が異なるものならば照明の当て方なども変えなければなりません。
判別基準の設定も難しく検出もれや過検出という問題もあります。基準を甘くすれば不良品を流出させる恐れがありますし、厳しくすればほこりなどに反応し検出してしまいます。
ですから導入後からしばらくは目視でも検査をして誤差が少なくなるまで調整しなければなりません。
産業機械を導入するときには目的をしっかり考えて目的に応じた導入をすることが重要です。
機械がデジタル化・IOT化に対応している
新しい機械であればデジタル化やIOT化しておりディープラーニングを使いAIに良品と不良品のデータを読み込ませることで検査機械の調整は必要なくなります。
作業をしながらデータを収集できるため導入によって生産性や安全性、品質などを向上させることができます。
製品を作る際に無駄が少なくなり人件費を削減できるためコストを抑えることができます。そのためこれから産業機械を導入する際はデジタル化やIOT化がされているかという点も重要になります。
アフターサービスが充実している
産業機械を導入した後にも安全かつ効率的に稼働させ続けるには、定期点検、保守、修理、老朽化した設備の交換などが重要です。アフターサービスが充実しているメーカーでは、すでに工場に設置している別のメーカーの点検も可能な場合もあります。
産業機械が故障などで誤作動を起こす場合や、作業が止まってしまった場合は大きな損害になるため産業機械を導入する際のアフターサービスはとても重要なポイントです。
保守点検などをする場合にもデジタル化やIOT化をしている方が効率を上げることができます。
遠隔からの設備状態の確認や不具合を自動で検知し、どのようなパターンで不具合が生じたかなどがわかる場合があるため、点検時間の大幅な短縮や不具合の早期発見、高精度の点検が可能になります。
以上のことから産業機械を導入する際は導入の目的に合っており、デジタル化、IOT化をしている新しい機械でアフターサービスが充実しているメーカーで購入することが重要です。